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by sroka

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戦後教育/戦争狂育

このブログではあまりマヂメなことを書かないようにしてますが、天地を揺るがした震災や、欲に目がくらみすぎて人命なんてへのカッパになってしまった電気の会社のせいで、本来なけりゃないほどステキな放射能に毎日出会されております。

わたくしは冷戦時に子供時代をすごしましたので、見るマンガ見るマンガから「核戦争後の世界!」という終末観を深層心理に植え込まれて育ちました。クラスでは勇気のある者だけが読んだ原爆漫画「裸足のゲン」という、少年が原爆に見舞われる、、という凄惨な漫画もありました。

もうちょっと大きくなると(中学時代)、DAVID BOWIEがWHEN THE WIND BLOWS(風が吹くとき)という、静かに暮らす老夫婦のもとへ、ある日突然放射能の風が吹き込む、、、というレイモンド・ブリッグズの絵本がアニメ化され主題歌を歌っていたりして、当時絵本コレクターでBOWIEファンであったワタクシは、ビデオを繰り返し見ていたものでした。



学校では、終戦記念日に学校に集められ、戦争の悲惨さについて作文を書く、という今考えるととても意義のある授業を準備して下さった先生方もいらっしゃいました。普段、なんだかよく分からない先生が、かなり熱心にこの授業の準備をしていたことがわかり感動し尊敬したものでした。心に深く届いたのは、原爆の図を日本画で残した丸木伊里夫妻を美術の先生が取材し、校内番組を制作していたことでした。当時はおふたりともお元気で、おだやかな口調からは想像もできない原爆のお話を伺いました。
 今考えても、丸木夫妻を取材出来る中学美術教師ってなかなかいません。しかもこの授業がなければ、日本美術史も未だに混沌と整理されないままなので、特別な関心を持たない限り、一生この画家に出会うこともなかったかもしれません。丸木伊里の名を子供時代の記憶に留めさせた、ということにとても感謝しています。
c0209476_2132629.jpg

美術館HP
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/index.htm


今振り返って思うのは、私が受けた戦後教育というのはとても良いものであったようです。
放射能の後遺症で苦しむ人たちがいる、という隠され続けている明らかな事実をあらゆる表現手段で叩き込まれたおかげで、ここ数ヶ月のあいだ、テレビや新聞のいうことを信じないで済んだからです。
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by sroka | 2011-06-07 21:28


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